「永遠の若さを保ちたい」
あなたはある企業による「永遠の若さ」を手に入れられる新技術の“被験者”として一般公募から選ばれ、大阪南港ATCへとやってきた。しかしそれはすべて、仕組まれた罠だった…。
2020年10月にオープンした「パラサイトZ」は、リアルガンシューティングと脱出ゲームが融合した、ゾンビサバイバルアトラクションです。
受付で料金を払ったら邪魔になる手荷物はコインロッカー(有料100円)に預け、専用の端末を受け取り、簡単な内部説明を受けます。
まずNEURONIC社の開発した特殊装置を通過し、チュートリアルルームへ。ここでは専用の特殊な銃を手渡されます(設定としては、施設内の危険を察知した別の組織がスパイを通じて護身用に渡している銃)。
この銃は、いわゆる光線銃ではありますが、撮影用にも使用される「プロップガン(模擬銃)」をベースに作られており、装弾した薬莢数しか撃つことはできないようになっています。
しかもちゃんとブローバック動作や排莢も行なわれ、さらにはプレイ中に使用する薬莢には演出用火薬が装填されているので音や衝撃は本格的です。
弾詰まりや不発も本物さながらに発生するので、チュートリアルでしっかり身体に対処法を身体に覚え込ませましょう。
内部はいくつかの区画に分かれており、第一ミッションはエレベーター前まで生きて到達できれば成功になります。チュートリアルで説明もありますが、現在この施設は(参加者は知らないことになっていますが、ウィルス蔓延が原因で)すべての隔壁は閉鎖、電源もシャットダウンされています。まずはさまざまな電源を入れ、コンソールのプログラムを起動する必要があります。
前半は簡単で、ある意味練習的なものになっています。数カ所のスイッチを入れ(長押しボタンや、レバーなど)、照明や隔壁に電源を供給したら、エリア内で見つけ出した暗証番号をキーパッドに打ち込めば隔壁は開きます。
ただし事故当時に脱出を試みた人々が当時乱暴に扱った(という設定の)ためキーパッドは微妙に壊れています(長押ししないと駄目だったり、違う数字が入力されたり、途中で消えたり…)ので、うまいこと入力しましょう。
メインルームも同様に電源供給を行い、メインコンソールを起動します。するとここで、別の組織からの通信が入り、被験者は真実を知ることになります。ここからが本番。
実は事故による施設閉鎖後、この施設の地下最奥にある実験設備からアンプルを回収するために兵士が突入していました。しかし彼らは回収に失敗。さらにウィルスに寄生されゾンビ寄生兵になって施設内を徘徊しているのでした。
メインコンソール起動からの制限時間は3分。それまでに寄生された兵士から身を守りつつ、エレベータ前に向かわなければなりません。
兵士は銃で頭を撃つと倒れます(頭以外は怯むだけ)。ただし、ゾンビなのでしばらくすると蘇生、立ち上がり迫ってきます。
また彼らはウィルスを撒き散らしているため概ね2m以内に近づいてしまうと危険(倒れている兵士からもウィルスは出ています)。また扉や壁越しでもウィルスは広まるので要注意。
最初に手渡された端末上に現在の感染メーターが表示されており、ウィルスを浴びると少しずつそのゲージが増えていきます。MAXまで到達してしまうと、残念ながら感染してしまいゲームオーバーです。
制限時間内にエレベータに到達し、さらに感染メータがMAXにならず生存できていれば第一ミッションクリア。エレベータに乗りこみ第二ミッションに挑みます。
ここからな本格的な謎解きが…。その内容は実際に到達して攻略してください。
第一ミッションクリア率は概ね7割ぐらい(ただしソロでの挑戦だと難易度が上がります)とのこと。
・料金
初回:2,800円
リピーター:2,300円
(弾7発付き。その他割引、追加弾オプションなどあり)
・公式サイト:https://www.parasitez.jp/
・住所 〒559-0034
大阪市住之江区南港北2丁目1番10号
アジア太平洋トレードセンター内 大阪南港 ATC O `s 棟 3F