RPGをリアル体験ができるアトラクション「マジクエスト」をご紹介します。
このアトラクションは米国生まれで、日本では東京ドームシティの他に蒲郡のラグナシアでも稼働していました。
(2016年9月30日 東京ドームシティ終了、2018年6月17日 ラグナシア終了)
参加者は最初に利用料金とは別にワンド(¥1000)を購入します。このワンドによってプレイデータが保存され、2回目以降は続きからプレイ出来るようになります。
参加者は「魔法使い・マギ」となり、場内のお城、洞窟、森など様々なエリアでワンドによる魔法を使い、キャラクターから情報を集めます。まずはクエストステーションで偉大な魔法使いから、様々な魔法を獲得するためのルーン集めの方法を聞きましょう。
情報を聞いたり、アイテムを獲得するには対象物についている「Q」の文字に向けてワンドを振るのが基本です。時にはモンスターと戦う必要もありますが、その場合もモンスターに向けてワンドを振ることで攻撃魔法が発動します(対ドラゴン戦だけは、単純に振るだけではダメですが…)。
初回に貰える「賢者の書」にそれぞれのルーンを集めるヒントが載っていますので、それを読みながら、じっくりとエリア内を回りましょう。同じクエストを何回も受けることも可能です(獲得したルーンの数なども記録されます)。
ただし、「賢者の書」に書かれているのは、ノーマルクエストのみ。条件を満たし、「マスターマギ」の称号を獲得してから受けることができる「マスタークエスト」については記載されていないので、クエストを受けるときの説明と、現在の進行状況を教えてくれる精霊たちの情報だけでクリアしなければなりません。かなり難しいです。
1回の利用での制限時間は1時間。ゲーマーなら3〜5回位の利用でマスターマギに到達できると思います。その間、あっちに行ったりこっちに行ったり階段を登ったり降りたり、結構歩きまわるので運動不足解消にも良いですよ(笑)
文章ではなかなか説明が難しいので、ぜひ実際にチャレンジしてみるのをオススメします。ゲーマーならきっとハマることでしょう。
また、プレイヤー同士で魔法対決ができるデュエルブースや、自分のワンドをデコレーションできるグッズ、衣装の販売もあります。
おまけ、どこにも説明がない隠しクエストが1つあります。
常に鍵の掛かっている部屋がスタート地点。鍵のヒントはマスターマギになった直後に女魔法使いから1度だけ伝えられるのですが…。
(2011年7月調査)
残念ながら日本においての営業は、東京ドームシティ、ラグナシアともに終了してしまいました。
[2020年12月追記]
開発元の「クリエイティブ・キングダムズ社」は、グレイトウルフリゾート社に買収され、現在海外では、米国の屋内テーマパーク運営会社グレートウルフロッジの一部施設で運営が継続されている模様。
グレートウルフロッジ:https://www.greatwolf.com/
また、海外の方より情報がありました。
上記のグレートウルフロッジで運営されているものは、廉価版とのこと。
現在、通常バージョンは米国テネシー州の観光地ピジョンフォージにあるとことです。
MagiQuest PF:https://www.magiquestpf.com/
WikiPediaにも詳しい情報(ルーンの種類など)が掲載されています。