過去に執筆した、「比較的固めな」文章を集めています。
【ネオ・アミューズメントとは】
ネオ・アミューズメント(関連のホームページでは、「ねお・あみゅーずめんと」とひらがな表記している場合もある)とは、従来のアミューズメント施設・機器を超えた新しいアミューズメントを表している。
その範囲には曖昧な部分があるが、次にあげる条件のうち、必要最低条件を満たし、かつその他の条件をたくさん満たしていればいるほど、このホー ムページで取り上げる「ネオ・アミューズメント」であると言えるだろう。ただし、この分野では常に新しい技術やアイデアによって、予想もしなかった施設・ 機器が登場することもある。
必要最低条件
- その施設・機器は、利用者が遊ぶためを目的に作られている
- その施設・機器の利用は決して強制されるものではない
その他の条件
- 参加体験型の施設・機器である
- 体感型の施設・機器である
- 個人でその機器を購入することは困難である
- 同時に複数の利用者と競争、協力できる施設・機器である
これらの条件をもとに、現在公開されているアミューズメント施設・機器を見ると、次のものは「ネオ・アミューズメント」に属するものと考えられる。
- 都市型テーマパーク
- 主にゲーム企業が経営していることが多い。アトラクションにゲーム性を取り入れることで既存のテーマパークのような「広大な敷地面積」が不要となり、土地価格の高い都市にも建設することが容易になったパーク。
- 参加型アトラクション
- 従来のテーマパークや遊園地のアトラクションでは、「決まった動きをする仕掛け」を楽しむものであるが、参加型アトラクションは「参加者の行動に応じて仕掛けが大幅に変化する」ものである。上記の都市型テーマパークにはこのパターンのアトラクションが必須とも言える。
- 体感ゲーム
- 従来の「テレビにうつる画面を見てレバーとボタンで操作する」ゲームではなく、例えばバイクの形をした匡体に乗り込み身体全体をつかって操作するゲームや、プレイヤーの操作に応じて匡体が動き臨場感を味わうことができるゲーム。
- 通信対戦ゲーム
- 1つの匡体に複数の人が乗り込み協力し合うゲームや、通信ケーブルで接続された相手と同時にプレイすることが出来るゲームなど。
(概ね2000年頃に定義したものなので、現在にマッチしていない部分もあります)