愛知県は、愛知万博の理念を次世代へ継承するため、平成29年5月31日にスタジオジブリと合意した、愛・地球博記念公園での「ジブリパーク」を整備構想について、4月25日に、スタジオジブリから提供されたジブリパークの基本デザインを発表した。
また、合わせて、平成30年3月30日にスタジオジブリと確認書を締結し、ジブリパークは2022年度中の開業を目指すことを合意したことも発表した。
今回はパーク内5箇所のエリアの概要がそれぞれ発表された。
①青春の丘エリア
中心の「エレベーター棟」は、映画『ハウルの動く城』などのジブリ作品に見られる19世紀末の空想科学的要素を取り入れ、メインゲートとしての象徴性を持たせる。
②ジブリの大倉庫エリア
営業終了する現在の温水プールエリアを倉庫に見立ててリニューアルタジオジブリの多くの展示物を収蔵する。
③もののけの里エリア
あいちサトラボ」の田畑など日本的な景観と調和を図るため、映画『もののけ姫』の「タタラ場」をモチーフにした建物などを整備する。
④魔女の谷エリア
ハウルの動く城』の「ハウルの城」や映画『魔女の宅急便』の「オキノ邸」(主人公キキの実家)、遊戯施設などを整備する。
⑤どんどこ森エリア
現存している「サツキとメイの家」周辺をより充実させるため、受付所等を「サツキとメイの家」と合わせたデザインとし、裏山の森に散策路を再整備する。
今回の発表の詳細は愛知県サイトからPDFにてダウンロードできる