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自粛終了後のTDR、USJは「限定営業」「入園者数制限」「年パス除外」? どのように再開させるのか(想像)

いつになれば収束するのか未だに、先が不透明な新型コロナウィルス。

政府や自治体の自粛要請を受け、遊園地やテーマパークでは、長期休園したり、徹底した感染対策を行った上で屋外アトラクションなどに限定した営業を行っています。

 

日本最大級のテーマパークである、東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)も、休園を余儀なくされています。営業再開日も明確な日付が明示されていなかったり、されていてもこれまで何度も延長となっており、実際いつ営業再開するのか不明瞭なままです。

 

また、営業再開するとしても最初のうちは、暫定的な形式になるのではないでしょうか。あくまでも想像ではありますが、このような再開方法になるのではないかをまとめめました。

●一部アトラクションの運休

 現在開園している遊園地・テーマパーク同様、パークの営業が再開したとしても、一部のアトラクション(いわゆる「避けるべき3密(密閉・密集・密接)」に該当するもの)は運休した状態となるでしょう。

 例えば『ミッキーの家とミート・ミッキー』などのグリーティング施設は、3密に該当しやすいでしょう。

 逆に、大型のシアター系、ライド系は、密閉度が低いので、あとは密集・密接を避けるために、座席を1つおきにしたり、待機行列を1人ずつ間隔を空けて並ぶような形にしたりするでしょう。また、1回の利用ごとに座席や手すりなどの消毒も実施されると思われます。

 これにより営業は可能となるものの、時間あたりに利用できるお客さんの数は通常よりかなり減少します。

●ファストパス限定運営

 上記のように、アトラクション利用人数が減少するため、通常よりも待ち時間が長くなることが予想されます。それ「密接」となる行列の発生を抑えるため、人気アトラクションにおいてはスタンバイ列を一時的に廃止し、ファストパス限定(USJの場合は別途整理券などの対応)となる可能性があります。

●入園者数制限

 パークが混雑し、安全に影響が発生しそうな入園者数になると実施するのが「入園制限」。事前に日付指定のチケットを持っている方以外は、パーク内の人数が減少するまで入園できなくなります。

 概ね、TDLで7万人、TDSやUSJでは5万人ぐらいになると見込まれた場合に入場制限が発生します。

 

 自粛後の再開直後に、アトラクションの一部運休や、限定運営を行うのであれば、通常の半分以下(TDLで3万人、TDS/USJで2万人ぐらい)で入場制限となるのではないでしょうか。

●当日券の販売停止

 上記にも関わりますが、入場制限を行う場合でも当日券を販売してしまうと、多数のゲストがチケットブース集まってしまいます。

 そこで、当日券の販売は停止し、枚数限定の日付指定券だけになるかもしれません。

 しかもそのチケットの販売は、コンビニやディズニーストアではなくオンライン限定。さらには抽選販売になるかもしれません。

●年パス除外日の設定

 入場者を減少させるため、パークの営業が再開した直後の1週間程度(またはそれ以上の期間)は、終日「年パス除外日」になるのではないでしょうか。ただし、もちろんこれによる年パス除外期間分は、休園期間分と合算して、年パス使用期限の延長になるでしょう。

 以上、あくまでも私の想像ですが、このような対応が、営業再開後に実施されるのではないかと思います。

 

 ...なにより、早いうちに全世界で、新型コロナウィルスの影響が終息することを願っています。