リアル脱出ゲーム「ミステリータワーからの脱出」（2021年2月更新）

　リアル脱出ゲームを展開する老舗のリアル謎解きアトラクションメーカー・SCRAPが2020年11月より、東京・吉祥寺および愛知・名古屋の自社施設内にオープンした【リアル脱出ゲーム「ミステリータワーからの脱出」】。

　これまでに開催されてきた様々な「リアル脱出ゲーム」のほとんどが、「多数の参加者と同時にスタートし、いち早い脱出を目指す」タイプであったり、「チャレンジが１回きり」などでしたが、この「ミステリータワーからの脱出」は、従来とは異なるタイプの脱出ゲームです。

　チャレンジャーは１名〜３名までのメンバーで、１Fからスタート。制限時間は１回１５分。１問クリアするごとに１フロアを上り、制限時間内にどこまで到達できるかに挑戦します。また、２回目以降は「つづきからチケット」を購入することで、既に到達した階からのコンティニューが可能となっています。

　フロアには大型モニター、８つのボタン、タブレット端末、扉などの装置類が設置されており、モニターに表示される指令をクリアできれば、次のフロアに登るための扉が開くという仕組み。

　なお、プレイ中はスマホや筆記用具などの使用は禁止で、己の頭と身体のみを駆使して謎に挑まなければなりません。

（掲載の写真は、YouTubeチャンネル「にきチャン！」が、「ミニタワー」に挑戦しているときの映像より引用。動画は下記に掲載）

　プレイ中の使用はできませんが、タワーに入る際にはスマートフォンを持ち込みます。これがゲーム終了後にモニターに表示されるQRコードを読み取り、表示されたページをブックマークもしくはスクリーン・キャプチャーするためのものです。

　プレイ後のページには、次回「つづきから」をプレイするのに必要なQRコードがありますので、無くさないように注意しましょう。また、特定フロア（最初は25F）に到達した場合は、そこまでのフロアの謎の解説を閲覧できるようになっています。

　謎解きアトラクションなので、ネタバレは禁止ですが、一部公式のYouTube動画および、マスコミ向けに用意されている「ミニタワー」にYouTuberなどが挑戦している映像にて、一部が既に公表されています。

（本ページの最下部にて、若干の攻略などを記載しています。YouTube等で公表済みの内容や、非ネタバレのレベルですが、それでもネタバレを見たくないという方は、ページ最後まで閲覧されないことをオススメします）

公式CM映像

にきチャン！：ぷち★にき／第２話「リトルミステリータワーからの脱出」

・料金

　はじめからチケット：平日1名¥2,500-　2名¥3,600-　3名¥4,500-

　つづきからチケット：平日1名¥2,200-　2名¥3,200-　3名¥3,900-

　（土休祝日・繁忙期は1人あたり¥200-増し）

・公式サイト：https://realdgame.jp/mystery_tower/

・住所

　SCRAP吉祥寺ナゾビル：東京都武蔵野市吉祥寺本町１丁目９−７

　ナゾ・コンプレックス名古屋：愛知県名古屋市中区大須４丁目１−７１矢場町中駒ビル

↓この先、若干の攻略記載。閲覧にはご注意ください。

ミステリータワーの攻略

★ここで記載の内容は、公式CMや、YouTuberによる「ミニタワー」攻略動画でも紹介されているもの、および、「私がネタバレではないレベル」と判断した内容です。

最初の数フロアは「光っているボタンを全て押せ」程度の簡単な内容です。
1フロアクリアするごとに、奥の扉の鍵が開き、上のフロアに登りますが、実際に階段をのぼるわけではなく「階段という設定」の通路を通り同じ部屋に戻ります。
階段の通路には全員が入り、扉を確実に閉めなければ次のフロアへの扉は開きません。ここで戸惑うとタイムロスになります。
謎攻略のために必要な装置はボタンだけではありません。「ミニタワー」の映像でもボタンを使わずにクリアしているフロアがあることがわかるでしょう。
階段の通路以外に「エレベータ」があります。これを利用するとこれまで到達した階（10F単位）に移動可能です。いずれ何処かで必要になるでしょう。
フロアを登るごとに、謎のレベルはどんどん上がっていきます。初回では1回のプレイで10数階まで登ることも可能ですが、後半になると数フロア、80Fあたりからは、ヒラメキがないと1回のプレイで1フロア登れない謎も出てくるでしょう。
中盤くらいまでは、一定時間謎が解けないでいるとモニターにヒントが表示されます。
また89Fまでは、タイムアウト時にそのフロアのヒントが表示されます。
90F以上ではヒントは出ませんが、1回のプレイで1フロアも登れなかった場合、スタッフに申告することでヒントを貰うことができます。