Zero Latency VR(2019年3月版)

(2020年に新システムにリニューアルしました)

 2016年7月23日に東京ジョイポリスにオープンした「Zero Latency VR」。 第一弾は「ZOMBIE SURVIVAL」。2017年7月より第二弾タイトル「SINGULARITY」、また一旦『ZOMBIE SURVIVAL』に戻った後、2019年3月に第三弾タイトル「OUTBREAK ORIGINS」に変更になりました。

 

 これまでのVRコンテンツとは一線を画す、新しいVRアトラクションです。

 現在のところ、このアトラクションは、完全事前予約制(当日空きがあれば利用可能)で、東京ジョイポリスのフリーパスは使用できません。

 

 受付を済ませたら、ロッカーに手荷物を預けます。

 ロッカーの横にエントリー用の端末があり、そこで名前、メールアドレス、身長などを登録します(事前に登録することもでき、その場合は注意事項への同意だけでOK)。ここで登録したメールアドレスには後でスコアデータが届きます。

 

 ゲーム同時参加者は最大6名。

 上官によるブリーフィングで、ゲームの設定や、銃の使い方、注意点などの説明を受けたら、装備を装着します。

 その際、髪の長い方はHMD装着に支障にならないよう、髪留めでまとめたり、サンダルやヒールの高い靴の方にはレンタルスニーカーが利用できます。

 

 約4kgのバックパック(中にノートPCがまるごと入っているらしい)を背負い、HMDとヘッドフォンを仮装着(まだちゃんとは装着しない)したら、フィールドに入場。

 

 

 フィールドで初期の立ち位置を設定したら、HMDとヘッドフォンを装着。この時点ではデジタル的なフィールドが目前にあらわれています。

 

 HMDの下部に左右それぞれのピントを調整するレバーが有り、ここで適切な位置に調整します。ただし、かなりレンズが近いようでレバーを一番手前側にすると、瞬きの度にまつげがレンズに当たり違和感が。そのため、少し位置をずらす感じにしました。

 

 装着が完了するとスタッフが銃を手渡してくれます。

 この後、位置調整としてデジタル風フィールド上の自分の名前が表示されているエリアに移動。恐らくこの時点でプレイヤーのバックパックとエントリーネームをマッチングさせているのだと思います。

 

『OUTBREAK ORIGINS』ゲームプレイ

(営業期間2019/3/16〜運営中)

 調整が全て完了すると、メンバー全員で研究室の入口に転送。

 予め設置されているターゲットマーカーに向けて射撃訓練を開始。

 銃は「自動小銃」と「ショットガン」の切り替え。自動小銃は弾切れになると自動補給(ボタンで手動補給も可能)。ショットガンは1発ごとにポンプアクションによるリロードが必要です。

 しばらく射撃訓練を行っていると、館内の通信機器が何者かにジャックされ、研究室で開発されたゾンビに対抗するためのワクチンを奪われそうになっている事が判明。チームメンバーはエレベータに乗り込み、研究室内部に侵入します。

 エレベータには人数分のテレポーターがあり、全員がそのテレポーターの上に乗ると可動します(この後数回エリア移動のためにテレポーターを使用します)。

 

 研究所内は既に多数のゾンビたちが潜伏。チームの進行中幾度となく襲ってくるので、確実に倒しながら進みましょう。

 

 ゲームは大きくわけて前半部と後半部に分かれています。前半はテレポーターでの移動を繰り返しながらのゾンビ退治。

 一旦、インターバルタイムとなるシーンが有り、そこから後半部がはじまります。

 後半部ではテレポーター移動はなく、広いエリアをフルに歩き回ってのゾンビ退治になります。

 途中テレポーターに似た色違いのマーカーがあり、ここで新たな武器を入手できます。武器の性能は様々ですが、標準武器よりは遥かに強いものになります(ただし、弾切れになると標準武器に戻ります)。

 

 あとは、四方八方から迫りくるゾンビを退治しつつ、大ボスである敵を倒せばミッションクリアです。

『ZOMBIE SURVIVAL』ゲームプレイ

(営業期間2016/7/23〜2017/07/09、2018/2/1〜2019/3/10)

  調整が完了したら20秒間のローディング。この時間中に銃を試し打ちできます。

 ローディング終了とともにゲームスタート。画面が切り替わり、廃墟と化した工事現場のようなエリアになります。

 外周から少しずつゾンビ襲来。

 銃は「自動小銃、自動中型銃、スナイパー銃、ショットガン」を切り替えて使用。小銃と中型銃は弾切れになると自動補給(ボタンで手動補給も可能)。スナイパー銃とショットガンは1発ごとにポンプアクションによるリロードが必要です。

 

 ゲーム開始前のデジタル風画面、およびゲーム中画面は、公式YouTubeを参考にしてください。

 エレベータエリアの上で、エレベータのコントローラーを撃つと2Fフロアにも移動可能(移動にはしばらく時間がかかります)。上から見下ろす形で1Fのゾンビを狙い撃ちできます(ただし、上からやってくるゾンビもいるので背後に注意)。

 また、バリケードスイッチを撃つことで一時的にバリケードでゾンビを足止め、その間に撃ちまくることもできます。

 ゲーム後半になるとゾンビの数は次第に増加。中には、先に潜入した仲間の成れの果てと思われるゾンビや、大型のゾンビも。大型ゾンビは何発も叩き込まないと倒せません。

 ゾンビに何度も攻撃されダメージが0になると画面が白黒になり10秒間の行動不能に。

 

 ラストは、救援ヘリが来るので1F中央エリアに集合。ヘリで上昇しながらマシンガンで最後のゾンビ殲滅を行ってゲーム終了です。

 なお、ヘリが出発するまでに1F中央エリアに到着できなかった場合、および、ヘリが上昇を開始し始めてからの間に敵から大きなダメージを受けて死んでしまうと、復活はできず「ゲームオーバー」となります。

 

 

※攻略のコツ

  • 銃のモードと、撃つ場所により得点がかなり違います。スナイパー銃でゾンビの頭を撃つと1500点と一番高得点。なかなか狙うのが厳しいですが、高得点を目指すにはまずスナイパー銃を使いこなしましょう。
  • エリア内にドラム缶や、ガスボンベがあります。これを撃つと爆発して周りのゾンビを巻き込みます。この時の得点も結構高め。
  • ラストのヘリ離脱中は、マシンガンを獲得できます(既定位置にいれば自動で獲得するらしい)。弾数無制限で撃ちまくれる上に、得点はスナイパー銃と同じ。上手く頭を打ち続ければ、ヘリ離脱シーンだけで5万点以上獲得できます(なので、ヘリに間に合わなかったり、ヘリ上昇開始直後に倒されてゲームオーバーになってしまうと、スコアのロスが大きい)。
  • ゾンビが攻め込んでくる場所は、1F4箇所、2F3箇所。
  • 2Fから1Fに降りる時、どうしても時間が無い時などは、実は飛び降りることが可能。

 

 ゲーム終了後、登録していたメールアドレスに結果の連絡が届きます。サイトにアクセスすると、参加メンバーのデータが表示されます(一部伏せ字にしています)。

 

かなり細かいデータが記載されていて、反省会などの時に役立ちますね。

 

・料金:1ゲーム2000円。

・公式サイト:http://tokyo-joypolis.com/attraction/1st/zerolatency/index.html

・住所:〒135-0091 東京都港区台場1丁目6番1号 DECKS Tokyo Beach 3F 東京ジョイポリス内

(2019年3月データ)