秋田県北部、青森県との県境に近い鹿角市の山奥にあるアトラクションをご紹介します。JR花輪線鹿角花輪駅よりバスで10分(ただし夏季限定で1日2往復しかありません)の所にある、かつて日本有数の鉱山の一つであった「尾去沢鉱山」の跡地にできた博物館型施設「史跡尾去沢鉱山」の中にあるシューティングアトラクションです。
坑道跡地である石切沢通洞坑コースや炭鉱当時の設備などの見学ツアー、天然石取り体験など、鉱山跡地にはよくある施設に混ざって、このアトラクションが独特な雰囲気で存在しています。
アトラクションの入り口を入ると階段やエスカレーターなどを乗り継いで結構離れた場所まで歩かされます。
乗り場には、2人乗り2両連結のライド「プルトン号」が待機。このプルトン号は、乗っている座席が場所により左右に回転する機能を持っています。座席に装着されている光線銃を構えてスタート。
宇宙空間をイメージしたコース内を進みながら、時々出現するモンスターを撃っていくゲームになっているのですが……なかなかモンスターが出てきません。
と、いうのもこのアトラクションのコースは全長が1km。プルトン号はそれなりの速度で走行していますが、それでも約20分かかるという超ロングコースなのです。
なぜ、こんなに長いのか。それは、もともとこの場所は炭鉱の坑道で、その坑道に沿ってレールを敷いているからなのでした。建物を作ってその中にレールを敷く通常のアトラクションとは、そもそものスケールが違うのです。
そのため、色々なシーン構成の中の一部だけがモンスター出現エリアになっており、その他の場所はのんびり観覧するような形となります。
ライドのゴール地点では、プレイ中のスコアシートを貰えます。高得点を取ると景品も貰えるようです。
正直なところ、プレイ時間が長すぎて途中で飽きてきたりもしますが、そんな体験ができるアトラクションは他にありませんので、是非1回は話のネタに行ってみるのも良いかもしれませんよ(笑)