(1999年4月オープン)
アトラクションというよりは、恒常的パークイベントといった感が強い。それは、(1)スタートからゴールまで、一切スタッフが必要な場所はないこと、 (2)プレイ中、一部のアトラクションを利用する必要がある(利用しない場合や運休中の場合を考え、プレイしないでも進むことが出来るようにはつくられて いる)、ことが要因か。
ナムコの名作TVゲーム「ドルアーガの塔」に登場する「カイ」と「ギル」になって、試練の旅に出るという設定。時代的には、Tvゲーム版よりも前となっている。
スタート地点にて参加費用としてコインを購入、配布されている地図の指示を元にパーク内の7箇所のポイントを巡る。それぞれのポイントには、なぞなぞや クイズ、パズルなどのミニゲームがあり、これをクリアすることで指定の文字を教えられる。最終的にこの文字がいくつ正解であったかをゴール地点で発表、さ
らに最後の運試しが行われる。運を含め全てのミニゲームが正解であったばあいには、景品としてバンダナ(これも地図になっており、さらに次の宝探しにチャ レンジできる)を獲得できる。
このアトラクションにはコースが2つあり、1人でも可能なコースと2人以上が必要なコースがある。どちらかと言えば、2人用の方が難しいようだ。
ただし、このコースは変わることが無く、ミニゲームもいまのところ変化がない。と、いうことは一度正解を導き出してしまうと、途中のポイントを一切無視 してゴール地点の運試しに行ってしまっても良いことになる。スタート地点でコインを大量に購入、ゴール地点でひたすらルーレットに挑戦する人もいるほど だ。数カ月に1度程度で良いのでミニゲームは随時変わって欲しい。
また、途中のポイントにスタッフを配置していないため、一部のミニゲームで参加者が時間をかけすぎると、いつのまにか長蛇の列となってしまうことがある。そういう場所ではなんとか時間制限を設けることはできないものだろうか。